俺tueee原理主義『悪い、その最強系ラノベアニメは本当の俺tueeeじゃない』

本当に”最強な”主人公最強モノだけ紹介します

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原理tueeeおすすめ度A 魔法科高校の劣等生【アニメ】

俺tueee原理おすすめ度(S+~Cまでの5段階中3段階目のオススメ度)

tueee(sugee)度 =尋常ではなく多い・微妙

 

 

 

アニメ『魔法科高校の劣等生』公式サイトはこちら

 

 

注意1:アニメ26話(書籍換算7巻)まで視聴しての評価です。したがって作品全体のオススメ度は大きく変わる可能性があります

 

注意2俺tueeeの教科書・聖書・代表作と一般的に認知されていて、主人公が間違いなく作中最強の本作が「どうして当サイトでオススメ度でなくなのか」は、一番下のマイナス・好みが分かれそうなポイントに後述しています

 

 

 

 

  • 形態:元web小説(削除済み) ライトノベル アニメ 漫画 映画 その他複数展開
  • あらすじ:魔法が技術として発展した少し未来。国立魔法大学付属第一高校に通う主人公司波達也は、優秀と持て囃される妹、深雪とは違い「劣等生」とされていた。しかし実は、達也の能力の神髄は一般的な計測技術では到底測れないもので……
  • 主人公:【おそらく本来は中立サイド。全体としては「国」に協力し、やや善サイドに身を置いているようにも見える】最強完全無欠主人公の権化。肉体・戦闘能力はもちろん、精神面でもヘタレでは無い。知り合いを軽く口説こうとするなど、変に禁欲的でもないところは高評価四葉家の次期当主候補である妹、深雪の守護者として縛られた存在。魔法改造的な何かの代償で感情が薄くなっている?
  • ヒロイン:妹。彼女の代表セリフの「さすがです、お兄様」はあまりにも有名
  • 現在の分量ライトノベル22巻+番外編1巻 アニメ26話 映画1本
  • 文章:未読のため評価なし
  • キャラクターの行動原理:アニメ版(書籍換算7巻まで)のみ視聴だが、ここがこの作品の最大の疑問点である。後述するが、主人公と妹の行動理念が明かされず、よく分からない。長編なので、のちに辻褄が合うのかもしれないが、現段階では各キャラクターの信念や人生が丁寧に描かれ、それらが首尾一貫しているとは感じられない。むしろよくあるラノベの行き当たりばったり展開に近いように思える。ただし、設定自体は凝っているはずなので、もしかすると後に解消されているのかもしれない

 

 

 


魔法科高校の劣等生 OP 1

 

 

プラスポイント

〇今世紀最強の主人公。「弱さ」を微塵も感じさせない。たいていの主人公最強モノは『最強とまではいかないけど、そこそこのチートを持つ主人公が苦戦しながらも最後に覚醒して勝利』というパターンを猫も杓子もなぞっている。そんな時流の中、本作は嘘偽りなく作中最強の主人公を描いた珍しい作品であり、その点は王道に飽きているtueee原理主義者から高く評価されている

〇世界観・設定の細かさは驚愕に値する。内容に何かと批判もあるが、作品の完成度が高いことは間違いない

〇敵がなんだろうと無双する。無双シーンも多い

〇「妹」を傷つける敵に容赦なく、殺すKAKUGO等の葛藤が一切ない。ある程度の精神的タフさを主人公が備えている

 

マイナス・好みが分かれそうなポイント

 ×ヒロインが妹(実は義理?)しかも結婚しそう。性格も結構特徴的で合わない方もいるかも

×達観クールな主人公の性格は好き嫌いが分かれそう。また、原作のラノベ版では主人公の精神が悪い意味で小市民っぽい様子。なろう出身作によくある『外側は最強チートだけど中身は普通』の傾向が本作にも見られるので、俺tueee原理主義的に大きなマイナス。ヘタレではないが風格に欠けている、といった感じ。ただし改変されているアニメ版では問題無かった。

×主人公が「大いなる意思的な何か・上層部らしき存在」に縛られていること。国にも属しているし、一族の意向?にも従っている最強だけど良いように利用されちゃう系おつかい主人公とまではいかないだろうが、この点も原理主義的にはマイナス。戦闘面では最強の存在だが、それ以外の問題に主人公はかなり苦労している

×各登場人物の行動原理が丁寧に描かれていない・首尾一貫していないように見える。良くも悪くもラノベ的なキャラクターと設定が多い。例えば「戦艦をも一人で沈める主人公の恐ろしさを目の当たりにしても皆笑顔で感心するシーン」などには違和感を覚えます。

 また、「ナゼ主人公は次々と同級生などの雑魚の喧嘩をわざわざ買って無双し続けるのか」「ナゼ自分の研究者としての名前を隠しているのに目立つ競技大会に出場するのか?」といった主人公最強モノでありがちな疑問に本作も答えていません

 加えて、単騎でも町ひとつ壊滅させそうな危険な力を持つ主人公が甘い監視で市井に野放しにされ、その能力も本人の意思で自由に使っているなどの設定的なご都合主義感も否定できません。こういった諸々の土台の粗が、せっかくの「お兄様無双」の質を下げているように感じられて残念

 

 

 

管理人からのひとこと

 当サイト基準でのマイナスポイントは多いですが、それでも超人気作ですので、一見の価値アリです。ちなみに、アニメ版のほうが原作(ラノベ版)より全体的にマイルドで見やすいらしいです。具体的には「主人公の辛辣な独白・心理描写」・「詳細な世界観説明」・「作者の主張する政治的テーマ」などがアニメ版では削られており、お兄様の純粋な無双シーンを楽しむことができるので、アニメ版がオススメです。