俺tueee原理主義『悪い、その最強系ラノベアニメは本当の俺tueeeじゃない』

本当に”最強な”主人公最強モノだけ紹介します

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原理tueeeおすすめ度A STEINS;GATE シュタインズ・ゲート【アニメ】

俺tueee原理おすすめ度(非最強モノ・非tueeeモノ)

tueee(sugee)度 =sugeeのみ少しアリ高い

 

以下、ネタバレ無しでの紹介

 

 

 

 

 

想定科学ADV『STEINS;GATE(シュタインズゲート)』公式Webサイトはこちら

 

 

注意俺tueeeモノ・最強モノではありません。バトル要素も皆無です。ジャンルはSFに分類されています。

 バトル要素が無いのにもかかわらず、tueeeおすすめ度としているのは

確固たる信念に基づく成熟した主人公が

②他者に踊らされることなく

③最強ないし唯一無二の能力によって

④無双または大活躍し

⑤それが単なる賞賛に留まらず、畏怖などを以って受け入れられること

   が当サイトの最重要tueee評価ポイントであるためです。

 衆知のとおり、俺tueee原理主義の評価ポイントはまだまだ他にもありますが、全ての基準を満たす作品は今のところ存在しないので、当サイトではとりあえず上記五点を満たすものを中心に紹介しています(本作は①から④を満たしています)

 

 また、本作は「tueeeモノ」ではありませんが「sugee要素」があり、その点が原理主義的に楽しめそうなことも、当サイトで紹介する理由の一つです。

 ただし、逆に原理主義の方がうんざりするようなマイナスポイントも多く「いくつかの地雷ポイントに目を瞑れれば非常に楽しめる作品」と言えます。かくいう管理人も本作品は一度途中で見るのをやめた経験があるくらいです。この具体的なマイナスポイントはネタバレ無しで詳しく後述するので、参考にして頂けると幸いです。

 

 

 

 

 

  • 形態:アニメ・PCノベルゲーム・CSノベルゲーム(xbox360 PS3 PS4 PSP PSvita IOS android) 小説・コミック・その他多数展開 
  • あらすじネタバレ防止の為割愛。変人主人公とその仲間たちの日々といった内容
  • 主人公:【たまたま結果的には善に近いが、その精神は恐らく中立サイド】狂気のマッドサイエンティスト(自称)で、人類唯一魔眼を持つ男(自称)。登場人物みんな大体変人だが、それに負けず劣らず変人で、発言も行動も適当な男(特にストーリー前半) だが、ストーリー後半には色々覚醒して行動的になり、活躍する。
  • ヒロイン:複数
  • 現在の分量:アニメ24話+おまけ1話+アニメ特別編映画1本 スピンオフ作品など多数
  • 文章:ゲーム版未読のため不明
  • キャラクターの行動原理:登場人物ほぼ全員変な人なので、おかしな展開でも矛盾ないといえば無いが、正直に言えば違和感を覚える点は多い。シリーズファンの人でも、キャラクターの行動のおかしさ・矛盾・ご都合主義を指摘する声は少なくない。本作品の一番の魅力は「ストーリー展開と勢い・雰囲気」なので、この違和感を無視できない方からすると論外レベルの駄作になるはず。管理人が初めて視聴した時に、途中で見るのを辞めた理由の一つがコレである。

 

 

 


シュタインズ・ゲート OP 「Hacking to the Gate」

 

 

 

プラスポイント

〇主人公が積極的に目的の為に行動する。

〇主人公には信念があり、そのためには犠牲すら厭わない。特に明言されてはいないが、目的のためには人類の数十億人の命さえも奪うだけの断固たる意思と覚悟があり、精神的に成熟する。(ストーリー前半は適当男だが)

〇上記の目的を達成するだけの行動力と、それを実現させるだけの特別な(唯一無二の)力を主人公が持っている

〇バトル要素の無いSFだが、主人公は他の人間が誰も持っていない最強のアドバンテージを持っており、ピンチは多いがある意味で「敵無し」状態である。格上ライバルキャラだの黒幕だのが出てきて、主人公がボコボコにされて負けるような王道バトルモノ(笑)より本作はよっぽど「主人公最強状態」にあると言える。この「高次元の最強性」を高く評価してのおすすめ度である……とは言っても基本はダメ男だが

〇ストーリー展開が魅力的。本作品は一般的な人気も非常に高い。実際多くのサイトでおすすめアニメ総合評価1位になっている。

 

 

マイナス・好みが分かれそうなポイント

×誤解を恐れずに言えば、主人公最強モノでよくある『登場人物を無能・アホ・変人にしてシリアスな展開を起こそう』という作者のご都合主義的な展開を本作もしている。先述したが、ストーリーの大筋は万人受けする面白さなので、ご都合主義的な部分をあまり敏感に感じなければ気に入るはず。

×ガバガバで穴だらけのストーリー。冷静かつ真剣に見ると絶対つまらない。「矛盾・細かい辻褄の合わなさ」や「ご都合主義」に普段から気づいてしまうタイプの方は、酒でも飲むかネットサーフィンでもしながら見ることを推奨

 ×前半部において主人公が適当すぎる。しかも、俺tueee原理主義的には失格レベルでダメ男である。ヘタレダメダメ主人公に寛容な世間の一般評価でも、その奇怪な発言や行動に賛否両論あるほど。前半で見るのをやめる方も多いとか

×後半は覚醒するとはいえ、基本的に主人公はごく普通の大学生である。ピンチも多い

×秋葉原が舞台なのでネットスラングネタやオタクネタがやや多い。また、それに伴って登場人物たちのクセも強烈

×同系統の作品に詳しいと既視感があるかも(ネタバレ防止の為あまり視聴前にこの記事以外で調べないことを推奨)

×ヒロインの一人が男の娘(性別男)

×殺すKAKUGOなどのファッション的な葛藤ではないが、主人公は壁にぶつかって苦悩する展開が多い。ただし、最善を尽くしてそれらを乗り越えていくので、それほど不快感は感じられないハズ

 

 

 

 

 

 

管理人からのひとこと:マイナスポイントが多くて非常に惜しい作品ですが、それらを覆せるほど全体としては面白い「主人公sugee」作品なので紹介しました。スピンオフ作品(ゲーム数種類)や続編と謳われている「シュタインズゲートゼロ」などはどれも世間での評価が非常に低いので期待しないほうが良いようです。後日譚を描いた劇場版は見て損はないと個人的に思います。

 

 

アニメ版と原作版:アニメ版は原作(ゲーム版)からのカットや省略が若干あり、原作を勧める意見がある一方、無駄に長くプレイが面倒(ノベルゲームは分岐に関する攻略が必要)なゲームに対し、アニメ版は上手くまとめているとの意見もあります。管理人はゲーム版は積んだままなので個人的には分かりませんが、後悔の無いように選んで下さい。