俺tueee原理主義『悪い、その最強系ラノベアニメは本当の俺tueeeじゃない』

本当に”最強な”主人公最強モノだけ紹介します

MENU

原理tueeeおすすめ度C ロクでなし魔術講師と禁忌教典

俺tueee原理おすすめ度(ちょこっとオススメ)

tueee(sugee)度 =普通・微妙

 

 

 

TVアニメ「ロクでなし魔術講師と禁忌教典(アカシックレコード)」公式サイトはこちら

 

 

  • 形態ラノベ アニメ
  • あらすじ:歴史あるアルザーノ帝国魔術学院に招かれた臨時教師のグレン。しかし蓋を開けてみれば、グレンはやる気も実力もない超テキトー男だった。授業では自習を告げて、あろうことか居眠りを始めるグレンに、生徒からはブーイングの嵐。そんなある日、学院が武装集団に乗っ取られてしまう……
  • 主人公:【善サイド】やる気も実力もなさそうに見えるが、実はとある組織に属していた実力派。根は非常に真面目で善良である。全編通じて「殺すKAKUGO」の葛藤をしていて、古風なタイプの主人公といえる。良くも悪くも常識人の普通系主人公であり、メンタルも強いとは言えない。様式美のように恋愛に関しても鈍感。後述するが、俺tueee原理主義的に他にもマイナスポイントが多い
  • ヒロイン:3人? 複数ヒロインだが、鈍感系のテンプレなので進展はしなさそう。暴力ヒロインあり
  • 現在の分量ラノベ7巻・アニメ12話
  • 文章非常に読みやすい
  • キャラクターの行動原理:アニメでは、テンポ優先でカットシーンが多かったので、理解しにくい部分もあった。一方の原作ではそれぞれの心情を丁寧に描いており、矛盾や破綻は見られない

 

 


アニメ「ロクでなし魔術講師と禁忌教典(アカシックレコード)」第2弾PV(公式)

 

 

プラスポイント

一見ダメダメな主人公が実は……という活躍シーンがそれなりにある

〇いざとなれば主人公は敵を躊躇せず殲滅する(命を奪うこともある)

〇主人公には特殊な固有技能があり、初見殺しである

〇文章が読みやすく、ストーリーのテンポも良い

 

マイナス・好みが分かれそうなポイント

×一時期流行した「最強教師モノ」であり、ラノベの王道を行く作品なので、主人公はダメダメである。とはいっても、このタイプの「ダメ主人公」の中では比較的マシな部類といえる。それは、ギャグが多めの作風であることに加え、主人公の素の戦闘力が中程度にあるからである

×最も問題なのは、主人公の切り札はメタ的な初見殺しに過ぎず、「主人公最強」とは言えないこと。この手の尖った能力を持つ主人公は数えきれないほどいるが、大抵途中からご都合主義のオンパレードになる。なぜなら、初見殺しは知られていない場合にのみ有効なのであって、情報が知れ渡ってしまえば脅威ではなくなるからである。実際、一巻二巻(アニメ前半まで)は良いものの、アニメ後半では切り札を知られている敵にご都合主義で打ち勝っている

×先に触れたが、主人公は等身大の青年であり、「正義とは何ぞや」に疑問を感じて延々と葛藤している。ヘタレではないのだが、この手のブレは「成熟」とは反対に位置する(幼くはない)

×師匠が最強

×実力隠しモノ

×tueeeシーンがあっさり sugeee(周囲の驚愕など)も少ない アニメ後半はtueeeというより王道バトルモノ(苦戦からの成長) 特に11話12話は原理主義基準だと失格レベルの非tueeeで残念